大規模修繕工事用語辞典「りぺあぺでぃあ」 塩化ビニル樹脂系防水とは

塩化ビニル樹脂系防水(えんかびにるじゅしけいぼうすい)とは

塩化ビニル樹脂系防水(えんかびにるじゅしけいぼうすい)とは

 

合成高分子ルーフィング防水の一つです。
現場では塩ビシート防水といわれます。

 

●塩化ビニル樹脂などを成分としたルーフィングシートを接着剤で張り付ける、熱や薬剤により溶着させる、または機械的に固定するなどして防水層を形成します。
●シートの防水性は高く、十年前後一定の性能を維持しますが、柔らかさを保つ可塑剤が失われていくと固くなり、不具合をおこすことがあり、注意が必要です。
●シート相互の接着は、ライスターと呼ばれる熱風溶接機によって「融着」、または薬剤によって「溶着」されるので、一般的な「接着」よりも接合強度があります。
密着工法絶縁工法があります。
密着工法は下地とシート裏面両方に接着剤を塗布し、オープンタイムをみて全面に張り付けていきます。
絶縁工法の主な工法は機械的固定工法で、専用ディスク鋼板とアンカービスによって部分的に固定していきます。

 

 

 

 

 

 


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