焼付け塗装(やきつけとそう)とは
金属に施す工場塗装の一種で、加熱することで塗膜を硬化させる方法です。
(baking finish)
●大きなオーブンの中を、コンベアーに乗せた金属が通る際、熱風を浴びせられて塗膜が硬化します。
●塗装する金属によって異なりますが、80~200℃の温度の熱で塗装を沈着させます。
●室内用の家電製品などは、メラミン焼付け塗料を使用し、100~130℃の温度で30分程加熱させます。
自動車など、外部機械などには、アクリル焼付け塗料を使用し、140~160℃で20分程加熱させます。