下地調整材(したじちょうせいざい)とは
防水や塗装などの、仕上げ工事を行う際、下地をフラット(平滑)にする、また下地によく接着する様に全体に塗布するための材料です。
●凹凸をなくすために、ポリマーセメントモルタルなどの埋め戻し材を充填します。通常のモルタルよりも、乾燥収縮が少なく割れにくい、下地への接着性が強いなどの特徴があります。施工する厚さで、薄付け用や厚付け用などの製品を使い分けします。
●防水の下地調整材は、エポキシ系樹脂、ゴムアスファルト系、カチオン系など、下地と仕上げの材質によって様々で、下地(既存)の防水層が新規の防水層に浸食し、品質を低下させることを抑制する、新規の防水施工までの仮防水機能を有する、強力な接着性を発揮するなどの特徴を持ちます。
●塗装の下地調整材は、水性ポリマー樹脂、エポキシ樹脂などが成分の弾性下塗り材や、微弾性下地調整材などを用います。
●適切な選定、適切な使用方法で施工しなければ、防水材料の劣化を促進する、防水層が剥離を起こす、漏水事故を起こすなどの問題を引き起こします。
下地調整材(したじちょうせいざい)とは 関連ページ
- CWとは
- シート防水(しーとぼうすい)とは
- シーラー(しーらー)とは
- シーリング(しーりんぐ)とは
- 仕上げ(しあげ)とは
- 仕上げ材(しあげざい)とは
- 敷板(しきいた)とは
- 敷地(しきち)とは
- 地業(じぎょう)とは
- 資材(しざい)とは
- 資材置き場(しざいおきば)とは
- 自在クランプ(じざいくらんぷ)とは
- 自在ジャッキベース(じざいじゃっきべーす)とは
- 沈み目地(しずみめじ)とは
- 下請(したうけ)とは
- 下地(したじ)とは ~仕上げ工事において~
- 下地調整(したじちょうせい)とは
- 自着層(じちゃくそう)とは
- 下地補修(したじほしゅう)とは
- 質疑応答書(しつぎおうとうしょ)とは
- 実行予算(じっこうよさん)とは
- 湿式工法(しっしきこうほう)とは
- 実測(じっそく)とは
- しの とは
- 忍び返し(しのびがえし)とは
- しび目地(しびめじ)とは
- 縞鋼板(しまこうはん)とは
- 締固め(しめかため)とは
- シャーリング(しゃーりんぐ)とは
- シャーレンチ(しゃーれんち)とは
- ジャッキベース(じゃっきべーす)とは
- シャックル(しゃっくる)とは
- ジャンカ(じゃんか)とは
- 什器(じゅうき)とは
- 集合住宅(しゅうごうじゅうたく)とは
- 収縮目地(しゅうしゅくめじ)とは
- 修繕(しゅうぜん)とは
- 修繕委員会(しゅうぜんいいんかい)とは
- 修繕積立金(しゅうぜんつみたてきん)とは
- 重量鉄骨(じゅうりょうてっこつ)とは
- 主筋(しゅきん)とは
- 主任技術者(しゅにんぎじゅつしゃ)とは
- 竣工(しゅんこう)とは
- 竣工清掃(しゅんこうせいそう)とは
- ジョイント金具(じょいんとかなぐ)とは
- 消火栓(しょうかせん)とは
- 床版(しょうばん)とは
- 消防用設備等(しょうぼうようせつびとう)とは
- 昇降足場(しょうこうあしば)とは
- 常用(じょうよう)とは
- 職長(しょくちょう)とは
- 職長・安全衛生責任者教育(しょくちょう・あんぜんえいせいせきにんしゃきょういく)とは
- 伸縮目地(しんしゅくめじ)とは
- シンダーコンクリート(しんだーこんくりーと)とは