大規模修繕工事を成功させる「居住者の車の移動」

駐車場の車の移動は的確に

駐車場の車の移動は的確に

 

足場やその他の仮設物(現場事務所、廃材置き場等)を設置する際に、一部の駐車区画の車両を移動して頂かなければならない場合があります。 

 

その際、当該駐車区画の所有者には、着工の当日ではなく、前日の夜、出来れば2日前には移動して頂きます。 

 

移動日を当日に設定してしまいますと、資材運搬のトラックが現場に到着しても、未だ移動されていない車両があるという事態に陥り、工事が止まります。

 

 

そうならない為に、前日、または前々日に移動して頂くという旨を、数日前から伝えておきます。

 

仮の駐車場への地図と駐車区画も一緒にお知らせします。

 

工事期間中移動をして頂く車両とは別に、クレーン車を設置する箇所が駐車区画に掛かる、又はクレーン車があるので出入りが出来なくなる区画等も、事前に日時と移動先をお知らせします。

 

工事期間中ずっと移動する車両と違い、日にちが限られているので、天候や工事の進捗によっては変更があると思われますので、逐一、車両の持ち主の方々への伝達は怠らない様にします。

 

これらの他に、外構工事やピロティ内工事等、車両を移動して頂かなければならない事が多々あります。

 

それらの車両は、着工前に行う「駐車場に関するアンケート」の結果を踏まえ、工事中使用できる駐車区画を最大限活用させて頂きましょう。

 

 

いずれにせよ発注者とはいえ、自分の車を移動しなければならないとなれば、多少面倒な気持ちになるでしょう。それは誰でも同じです。

 

施工者は媚びる必要はありませんが、その方々の気持ちも組んで、工事を進めていってくだされば幸いです。

 

 

 


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